Profile
木下 浩祐 部長
彩苑入社前は、福岡市内の葬儀社で医師会・財界・企業経営者の社葬を行ってきた。2013年に縁あって彩苑に入社。部長として、マネージャーの育成や各界への営業に取り組む。一級葬祭ディレクターの有資格者。
木下 浩祐
彩苑が他の葬儀社と明らかに違うところは、社員の年齢構成です。
私がかつて働いていた葬儀社では、この業界は10年やってようやく半人前、と言われていました。丁稚奉公のように、初めは掃除、次に葬儀で使う布を扱わせてもらえるようになり、次に花、そしてようやくお客様の前に立たせてもらえる、といった具合でした。社員は20代から50代までいましたが、中心は社会人経験豊富な40代で、他業種から転職してきた社員がほとんどでした。
それが彩苑では、社員の半数以上が新卒入社の20代、入社1年目でもお客様と打ち合わせをしているという違いに、入社当初は非常に驚きました。
葬儀業には必要な技術や知識が山ほどあり、それらはとても1年2年で習得できるものではありません。正直、こんな若手ばかりでよく回っているなと、不安に思ったものです。
技術や知識はまだまだで、社会人経験も浅い社員たちです。失敗をしてお客様にお叱りを受けることもしばしばあり、その度に一緒にお詫びに伺いました。
しかし、彼らと一緒に仕事をしていくにつれて、お客様に対する一途さ、仕事に対する一生懸命さ、そして新しいことにどんどんチャレンジできる環境、それが彩苑の他社に勝る大きな強みなのだと分かりました。
彩苑入社前は、福岡市内の葬儀社で医師会・財界・企業経営者の「社葬」を中心に行ってきました。しかし、何百何千という会葬者が参列する「社葬」よりも、近親者のみで執り行う「家族葬」の方が難しいと私は感じています。ご遺族が接客対応に追われていない分、冷静に私たちの仕事を見ているからです。
彩苑の葬儀は、ほとんどがこの「家族葬」。自分の身内であればどうしてあげたいだろうかと、常に自分の身に置きかえて考え、その中で自分はどうあるべきかを問われ続けます。
お客様のほとんどは人生の先輩であり先生です。たくさんのお客様と接するなかで、本当に多くのことを学ばせて頂きました。
また、自分が誠心誠意お客様の力になることで、お客様から心からの感謝がいただけるのも、この仕事の魅力ですね。
かつて現場で担当をもっていたときに、葬儀が終わったあと、喪主様とご親族一人一人から「助かったよ、ありがとう」と言って手を握られた経験は、今でも忘れられません。
葬儀というのは確かに悲しみの場ですが、喪主様やご親族の皆様に最後は心を温かくして帰っていただきたい、というのが私の想いであり、若手の社員たちにもぜひそれを目指してほしいと願っています。
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